里曲(読み)サトミ

デジタル大辞泉 「里曲」の意味・読み・例文・類語

さと‐み【里曲/里×廻/里回】

人里のあたり。さとわ。
「見渡せば近き―をたもとほり今そ我が来る領巾ひれ振りし野に」〈・一二四三〉

さと‐わ【里曲/里×廻/里回】

《「さとみ(里曲)」の平安時代以後の誤読》人里のあるあたり。
「―の火影ほかげも、森の色も」〈文部省唱歌朧月夜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android