…斑入葉は江戸後期に流行した品種群で現代まで伝わり,新しい品種も生まれている。 オオモミジの園芸品種も多く,斑入葉もあるが,庭木として植えられている野村カエデは,春,葉の萌芽したときは紅紫色で,夏には緑色になる。秋の紅葉が美しい大盃(おおさかずき)は紅葉後も長く枝に残り,紅葉が黄色になる一行寺(いちぎようじ)などと混植するとよい。…
※「野村楓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...