金春氏信(読み)こんぱる うじのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金春氏信」の解説

金春氏信 こんぱる-うじのぶ

金春禅竹(こんぱる-ぜんちく)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の金春氏信の言及

【金春禅竹】より

…室町時代の能役者,能作者。観阿弥とほぼ同時代に活躍した金春権守(こんぱるごんのかみ)の孫で,金春弥三郎の子。通称不明。実名氏信。ただし1437年(永享9)までは貫氏と称したらしい。大和猿楽四座の本家格たる円満井座(えんまんいざ∥えまいざ)(竹田の座)の30代目の棟梁と自称し,〈金春式部大夫〉と署名している。晩年に出家し,法名が賢翁禅竹。後世は大夫号と法名を結んで金春禅竹と呼ばれることが多い。竹田大夫とも呼ばれ,〈竹翁居士〉と署名してもいる。…

※「金春氏信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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