間接感染(読み)カンセツカンセン

デジタル大辞泉 「間接感染」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐かんせん【間接感染】

病原体空気・水などを仲立ちにして感染すること。間接伝染

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の間接感染の言及

【感染】より


[感染経路]
 病原微生物が生体に侵入する経路を感染経路route of infectionという。感染経路は,感染源から直接に伝染する直接感染と,排出された病原微生物が媒介物を介して間接に伝染する間接感染とに大別される。直接感染には,接触により直接に伝染する接触感染と,病原体を含んだ気道分泌物や唾液が飛沫となって,患者の咳やくしゃみによって飛び散り,これを他の生体が吸い込んで伝染する飛沫感染があるが,飛び散った飛沫が空気で運ばれたのちに,他の生体に伝染する場合は空気感染と呼ぶ。…

※「間接感染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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