険・嵯峨(読み)さが

精選版 日本国語大辞典 「険・嵯峨」の意味・読み・例文・類語

さ‐が【険・嵯峨】

〘形動タリ〙 石や岩山などの高くけわしいさま。
懐風藻(751)吉野之作〈丹比広成〉「高嶺嵯峨多奇勢、長河渺漫作廻流
※浮世草子・近代艷隠者(1686)五「須彌の頂き嵯峨(サガ)とそばたち」 〔司馬相如‐哀二世賦〕

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