霰降り(読み)アラレフリ

デジタル大辞泉 「霰降り」の意味・読み・例文・類語

あられ‐ふり【×霰降り】

[枕]あられの降る音がかしましい意、また、その音を「きしきし」「とほとほ」と聞くところから、地名の「鹿島かしま」「杵島きしみ」「遠江とほつあふみ」にかかる。
「―鹿島の崎を波高み」〈・一一七四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android