頂置層(読み)ちょうちそう(その他表記)topset bed

岩石学辞典 「頂置層」の解説

頂置層

三角州面を形成している前置層の上に,緩傾斜で乗る堆積物[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の頂置層の言及

【三角州】より

…一方,前置層の上面には河川のはんらんにともなってほぼ水平な層理をもつ砂泥が堆積する。この堆積物は頂置層とよばれ,その表面は三角州上にみられる微地形を形づくっている。以上は粗粒性三角州の構造で,日本ではあてはまる例が多いが,ナイル,ミシシッピ,黄河など世界の大河川にみられる細粒性三角州の場合にはあてはまらない。…

※「頂置層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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