… 風の働きによる地形にも,流水による地形と同様浸食地形と堆積地形がある。風による浸食作用,すなわち風食作用はウィンド・アブレージョンwind abrasionとデフレーションdeflationに分けられる。前者は風で飛ばされた砂が基盤に吹きつけられた時働く削剝作用であり,後者は細粒な未固結物が風に吹き飛ばされることによる剝離作用であるが,いずれも大きな地形は形成しない。…
※「風蝕作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...