風蝕作用(読み)ふうしょくさよう

岩石学辞典 「風蝕作用」の解説

風蝕作用

風によって岩石が削剥される作用.風の作用は地形学的な過程で破壊的にもあるいは建設的にも働く[Glock : 1928].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の風蝕作用の言及

【乾燥地形】より

… 風の働きによる地形にも,流水による地形と同様浸食地形と堆積地形がある。風による浸食作用,すなわち風食作用はウィンド・アブレージョンwind abrasionとデフレーションdeflationに分けられる。前者は風で飛ばされた砂が基盤に吹きつけられた時働く削剝作用であり,後者は細粒な未固結物が風に吹き飛ばされることによる剝離作用であるが,いずれも大きな地形は形成しない。…

※「風蝕作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む