飛付(読み)とびつく

精選版 日本国語大辞典 「飛付」の意味・読み・例文・類語

とび‐つ・く【飛付】

〘自カ五(四)〙
① 身をおどらせてそのものにかかる。いきおいよくとんで取りつく。とびかかる。
今昔(1120頃か)二九「同程なる蜂二三百許飛来ぬ。其の蜘蛛造たる辺に皆飛付て」
興味をもったもの、欲しいと思ったものにすぐ手を出す。
※談義本・根無草(1763‐69)後「此子は一はねはねふと思へば、飛(トビ)つく程慾いから」
双六で、角石まで行く。
浄瑠璃平仮名太平記(1701頃)五「五六にほうどとびついて、陸(ろく)地に取てしめつけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「飛付」の解説

飛付 (トビツキ)

植物ヒユ科の多年草,薬用植物。イノコズチ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android