飽和水蒸気圧(読み)ホウワスイジョウキアツ

デジタル大辞泉 「飽和水蒸気圧」の意味・読み・例文・類語

ほうわすいじょうき‐あつ〔ハウワスイジヨウキ‐〕【飽和水蒸気圧】

空気中の水蒸気が飽和したときの水蒸気圧温度が上がると大きくなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の飽和水蒸気圧の言及

【水蒸気】より


[物理的性質]
 液体の水をその体積よりも大きな容器に密閉して放置しておくと,水は表面から蒸発して水蒸気になるが,蒸発する水の量には限度があり,水蒸気の圧力がある一定の値に達すると蒸発は見かけ上とまり,水と水蒸気との間に平衡状態が成立する。このときの水蒸気を飽和水蒸気といい,この限界圧力を飽和水蒸気圧または単に蒸気圧という。飽和水蒸気圧は温度によって異なり,温度の上昇とともに急激に大きくなるが,共存する水と水蒸気の量には無関係である。…

※「飽和水蒸気圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む