saturated vapor pressure
液体の水と平衡状態にある水蒸気の分圧。水蒸気の分圧がこれ以上になっている場合には,水蒸気が凝結して,平衡になるこの圧力まで下がるため,水蒸気として含まれうる上限の圧力と見ることもできる。飽和水蒸気圧は温度のみで決まる関数で,温度の上昇とともに指数関数的に急激に大きくなる。また,固体の氷と平衡状態にある場合にも同様に定義されるが,その値は同じ温度でも液体の水に対するものと異なる。
執筆者:伊賀 啓太
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…
[物理的性質]
液体の水をその体積よりも大きな容器に密閉して放置しておくと,水は表面から蒸発して水蒸気になるが,蒸発する水の量には限度があり,水蒸気の圧力がある一定の値に達すると蒸発は見かけ上とまり,水と水蒸気との間に平衡状態が成立する。このときの水蒸気を飽和水蒸気といい,この限界圧力を飽和水蒸気圧または単に蒸気圧という。飽和水蒸気圧は温度によって異なり,温度の上昇とともに急激に大きくなるが,共存する水と水蒸気の量には無関係である。…
※「飽和水蒸気圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...