高昌古城址(読み)こうしょうこじょうし

改訂新版 世界大百科事典 「高昌古城址」の意味・わかりやすい解説

高昌古城址 (こうしょうこじょうし)
Gǎo chāng gǔ chéng zhǐ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の高昌古城址の言及

【高昌】より

…15世紀には東進したチャガタイ系モグーリスターン・ハーン国の根拠地となり,その支配下でしだいにイスラム化するとともに,高昌城も1520年ごろを境に文献から姿を隠し,やや西方のトゥルファン(吐魯番)に中心が移り,現在に及ぶ。 車師前国は交河城に都したが(交河古城址),前涼以後の治所は,今日カラホージョとよばれる吐魯番県東方約50kmの都城址にあてられている(高昌古城址)。都城址は東西・南北とも1.5kmほどの規模をもち,内城,外城,その他に城壁で区分されている。…

【トゥルファン】より

…中国,新疆ウイグル(維吾爾)自治区の東部,かつての西域北道沿いにあるオアシスの町。Turpanとも表記する。ウルムチ(烏魯木斉)の南東およそ110km,トゥルファン盆地の北縁に位置する。天山山脈の東側にすり鉢状に落ちこんだ南北60km,東西120kmのトゥルファン盆地は,中国の最低地として知られ,盆地の底にある艾丁(がいてい)湖の湖面は標高-154m,その深さは-399mの死海についで世界でも2番目である。…

※「高昌古城址」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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