黄遠庸(読み)こうえんよう(その他表記)Huáng Yuǎn yōng

改訂新版 世界大百科事典 「黄遠庸」の意味・わかりやすい解説

黄遠庸 (こうえんよう)
Huáng Yuǎn yōng
生没年:1884-1915

中国のジャーナリスト。浙江省杭州の人,原名は為基,遠庸は字,遠生と号し,黄遠生とも称される。日本留学より帰国後,新聞界で活躍した。民国初年,上海の《時報》の北京特派員として鳴らし,《申報》の邵飄萍,《新聞報》の張季鸞と並称された。その名声ゆえに,袁世凱により帝制のお先棒かつぎとして《亜細亜報》の総編集に任ぜられたため,反帝制派によりサンフランシスコで暗殺された。
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