ウィタフェリンA(読み)ウイタフエリンエー

化学辞典 第2版 「ウィタフェリンA」の解説

ウィタフェリンA
ウイタフエリンエー
withaferin A

C28H38O6(470.58).制がん性をもつステロイドラクトン.融点244~245 ℃.+12.5°(クロロホルム).λmax 221,285 nm(ε 6100,50.エタノール).はじめ,ナス科Withania somniferaから単離されたが,その後10種類以上の類縁化合物が発見され,これらを総称してウィタノライド類とよぶ.[CAS 5119-48-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android