上千俵村(読み)かみせんびようむら

日本歴史地名大系 「上千俵村」の解説

上千俵村
かみせんびようむら

[現在地名]富山市上千俵・上千俵町・月岡東緑町つきおかひがしみどりちよう月岡西緑町つきおかにしみどりちよう

上布目かみぬのめ村の北に位置し、富山藩領。元禄一一年(一六九八)郷村高辻帳によると、親村の月岡村の南三町にある枝村新田で高四一六石余。寛政二年(一七九〇)の高物成品々手鏡では古高二九八石余・定免二ツ一歩五厘、新田高七二石余・平均免七歩一厘、銀納畑五万六千八七四歩、野役五匁余を課されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android