福沢(読み)フクザワ

精選版 日本国語大辞典 「福沢」の意味・読み・例文・類語

ふく‐たく【福沢】

  1. 〘 名詞 〙 幸福で物質的にめぐまれていること。
    1. [初出の実例]「能登国の国分寺の傍に富沢(フクタク)の者侍りき」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)四)
    2. [その他の文献]〔張載‐西銘〕

ふくざわフクざは【福沢】

  1. ( 「ふくさわ」とも ) 姓氏の一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「福沢」の読み・字形・画数・意味

【福沢】ふくたく

幸いと恩沢。宋・張載〔西の銘〕富貴澤は、將(まさ)に吾が生を厚うせんとす。賤憂戚は、庸(もつ)て女(なんぢ)を(まこと)に玉ならしめんとす。

字通「福」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む