世界大百科事典(旧版)内のAcanthocephalaの言及
【コウトウチュウ(鉤頭虫)】より
…鉤頭動物門Acanthocephalaに属する無脊椎動物の総称。哺乳類,鳥,魚など脊椎動物の消化管に内部寄生し,世界で約1000種ほどが知られている。…
【袋形動物】より
…大型で体表面が星口動物に似ていて,体後端よりブドウの房のようなものが1~2個あり,これは一種の感覚器と考えられている。 鉤頭虫綱Acanthocephalaは海産,淡水産,陸産の脊椎動物の消化器内に寄生し,吻の表面にあるかぎで腸壁に付着して,宿主の栄養を体表から吸収する。体は円筒形で吻,くび,胴の3部に分けられ,前方に突出する吻に多くのかぎが並んでいるためにコウトウチュウと呼ばれている。…
※「Acanthocephala」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」