Mwana Kupona(英語表記)MwanaKupona

世界大百科事典(旧版)内のMwana Kuponaの言及

【アフリカ文学】より

…スワヒリ語の場合,マガージー文学(622年,ムハンマドが迫害のためにメッカからメディナへ逃れて以後,彼が行った征服戦争にまつわる伝説的叙事詩文学のことで,独自の韻律を踏む。マガージーとは〈攻撃〉〈襲撃〉の意)の伝統を汲む多数の詩編があり,アブダッラー・ビン・ナシールAbdallah bin Nasir(1720‐1820),シャイフ・ムーヒ・ルディンShaykh Muhyi ’l‐Din(1778‐1869),ムワナ・クポナMwana Kupona(1810‐60)らが活躍した。イスラム的平和を説くこれら古典文学の伝統はムヤカMuyaka bin Haji(1776‐1840)のごとき個性的存在を介して〈モスクから市場へ〉運び出され,シャーバンに至って近代的な散文体を確立した。…

※「Mwana Kupona」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android