世界大百科事典(旧版)内のAbiturの言及
【バカロレア】より
…今日,バカロレアの合格率は70~80%であるが,他方バカロレアを取得できずに学校を離れる無資格の生徒の就職難が社会問題化している。 フランスのバカロレアに相当する制度が西ドイツのアビトゥーアAbitur,イギリスのGCE(General Certificate of Education)やCSE(Certificate of Secondary Education)である。アビトゥーアの起源は18世紀フリードリヒ大王の時代といわれるが,第2次大戦後の旧西ドイツにおいては,連邦を構成する11の州の文部省が監督し,ギムナジウムおよび総合制中等学校の校長の責任で実施されるようになった。…
※「Abitur」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」