世界大百科事典(旧版)内のAIFVの言及
【装甲車】より
… 装甲車の基本となるのは,武装として機関銃を搭載し,機関銃弾に耐える程度の装甲防護力をもち,8~12名の兵士を乗せて戦場を機動できる装甲兵員輸送車armored personnel carrier(APC)である。近年,対戦車兵器が著しく発達し,歩兵による戦車護衛の必要性が高まったため,装甲兵員輸送車の発展型として装軌式の装甲歩兵戦闘車mechanized infantry combat vehicle(MICV),armored infantry fighting vehicle(AIFV)が1960年代後半に出現した。武装として20~35mm級機関砲および対戦車ミサイル発射機を搭載し,装甲防護力も強化されており,戦車と一体になって行動し,乗車したまま戦闘できるのが特徴である。…
※「AIFV」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」