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装甲車 そうこうしゃarmoured car

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

装甲車
そうこうしゃ
armoured car

防御のための装甲を施した自動車。軍用,警察用として,あるいはアメリカなどでは,民間で現金や金塊輸送などにも使用される。軍用装甲車は,火砲,機関銃 (砲) を装備し,偵察,輸送,戦闘,国内治安維持に使われる。

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百科事典マイペディアの解説

装甲車【そうこうしゃ】

小火器弾を防御できる程度の装甲をとりつけた軍用自動車。機関銃・小口径火砲などを積載するほか,兵員輸送用のものもある。キャタピラー式と車輪式がある。時速40〜100km程度。
→関連項目機械化部隊

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世界大百科事典 第2版の解説

そうこうしゃ【装甲車 armored vehicle】

乗員を砲弾の破片や銃弾などから防護するために,車体の全部または一部を装甲板で囲った車両。装甲防護力は戦車ほど強くはない。軍用として歩兵部隊の戦闘,兵員輸送,偵察,指揮等に使用されるほか,警察用として治安,警備等にも使用される。走行装置の種類により,無限軌道(キャタピラ)を用いた装軌式,タイヤを用いた装輪式,前軸にタイヤを用い後軸を無限軌道とした半装軌式がある。装輪式装甲車が戦場に出現したのは第1次大戦初期の,戦車が使用される以前であり,大戦末期には装軌式装甲車も出現した。

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大辞林 第三版の解説

そうこうしゃ【装甲車】

装甲を施した軍用車両。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

装甲車
そうこうしゃ
armored car

戦車に比較して軽度の火力、防護力をもつ戦闘用車両で、おもに兵員輸送、偵察、指揮、歩兵の車上戦闘などに使用される。走行装置の違いにより装軌式(キャタピラー)、装輪式(タイヤ)、半装軌式(前輪タイヤ、後輪装軌のハーフトラック式)の3種類があり、過去には装軌装輪併用式もあった。装輪式装甲車(装甲自動車)の出現は戦車よりも早く、19世紀末にはその原型がみられるが、本格的な発展をみたのは第一次世界大戦においてであり、路上での高速力を利用して、とくに偵察、警戒などの任務に多用された。運用が道路網の整備に依存する度合いが大きい関係上、装輪装甲車はおもにヨーロッパ諸国を中心に発達してきた。装軌式装甲車としては、1918年にイギリスでつくられた号型が最初で、50人の兵員を輸送できたが、長足の進歩をみたのは第二次大戦後で、核兵器の脅威から歩兵を防護すると同時に、その機動性を高めるために装甲兵員輸送車がクローズアップされた結果による。最近ではその発展型として、歩兵の車上戦闘を目的とした、より重武装重装甲の歩兵戦闘車も出現し、またミサイルなど各種兵器のプラットフォームとしても使用されている。半装軌式装甲車は第二次大戦初頭からドイツ軍が、また後半にはアメリカ軍が兵員輸送用として大量に使用したが、装輪式と装軌式の長所をもつ反面、短所もあわせもつため中途半端な性格に陥りやすく、現在ではあまり使われていない。機構的には戦車に準じており、軍用のほか警察用として治安、警備などにも使用される。[竹内 昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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