世界大百科事典(旧版)内のanastasisの言及
【リンボへの降下】より
… この説話はビザンティンと西欧の美術において中世の比較的早い時期(700ころ)から表現された。ビザンティンでは〈アナスタシスanastasis〉と呼ばれ,死または地下世界に対する勝利という共通の意味をもつゆえに,キリストの〈復活〉を表す主題として用いられた。西欧では,受難伝中に属し,〈復活〉とは別個に表現される。…
※「anastasis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」