世界大百科事典(旧版)内のantifebrinの言及
【アセトアニリド】より
…したがって,アセトアニリドはアニリンにくらべて酸化を受けにくく,また求電子試薬に対する反応も穏やかである。アセチル化【小川 桂一郎】 アセトアニリドはアンチフェブリンantifebrinとも呼ばれ,19世紀末のコールタールを原料とする化学工業の発達とともに生まれた医薬。安価で比較的強力な解熱・鎮痛薬として,とくに頭痛や月経痛の緩解の目的などに家庭薬としても一時は広く使われた。…
※「antifebrin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」