世界大百科事典(旧版)内のapadānaの言及
【スーサ】より
…先史時代からメソポタミアとイラン高原をつなぐ交通の要所として重要な役割を果たしてきたが,アケメネス朝ペルシアのダレイオス1世がここに首都を建設したことによって巨大な都市跡を残した。 遺跡の主要な部分は南北に長い菱形で,南北1400m,東西800m,北に〈アパダーナapadāna〉,西に〈アクロポリス〉,東に〈王の都市〉,南に〈天主閣〉と便宜的に名付けられた4地区からなり,最高のアクロポリスで周囲からの高さが35mある。東側には〈技術者の町〉とよばれる広くて低いテル,西側には〈ダニエルの墓〉,シャーウル川を隔ててさらに西側にシャーウル宮殿がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」