世界大百科事典(旧版)内のApetalaeの言及
【双子葉植物】より
… 双子葉植物を大分けする有力な説はまだない。しかし一応は,モクレン目,キンポウゲ目,スイレン目など離生心皮をもつ群(多心皮類Polycarpicae),オトギリソウ目,アオイ目など上より下へつくられるおしべをもつ群,クルミ目,ブナ目など小型の単性花を尾状の花序につける群(無花被あるいは無花弁類Apetalae),ナデシコ目,タデ目など独立中央胎座ないしは基生胎座をもつ群(中心子群Centrospermae),バラ目,フトモモ目,セリ目など萼が宿存して萼筒をつくり,花要素の定数化と輪生が確立する群,シソ目など子房上位で合弁花をもつ群,キク目など子房下位で合弁花をもつ群などに大別される。【田村 道夫】。…
※「Apetalae」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」