avadāna(その他表記)avadana

世界大百科事典(旧版)内のavadānaの言及

【仏画】より

…経典に基づくため経変とも称され,つぎのように二大別される。(a)小乗系の説話図 本生図,仏伝図,譬喩(ひゆ)説話(avadāna。仏弟子や在俗信者の過去,現世の優れた行為の物語)の3類があり,インド,西域,中国の壁画に多く描かれる。…

【仏伝図】より

…中国では本行経変(ほんぎようきようへん)ともいう。釈迦の前生の物語の絵画化である本生図,仏弟子や敬虔な信者の過去および現在の物語に取材する譬喩(ひゆ)物語(アバダーナavadāna)図,大乗仏教経典の内容を図示した変相図(大乗経変)とともに,仏教説話図を構成する。インドでストゥーパを荘厳(しようごん)するために欄楯(らんじゆん)や門に本生図とともに表現したことにはじまり,バールフットやサーンチー第1塔のそれが最初期の代表作である。…

※「avadāna」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む