世界大百科事典(旧版)内のbasidiocarpの言及
【菌類】より
…有性生殖を行うと,この菌糸上に生殖器官が形成され,特殊な構造ができる。鞭毛菌類では接合子zygote,卵胞子oospore,接合菌類では接合胞子zygospore,子囊菌類では子囊果ascocarp,担子菌類では担子器果basidiocarpがそうである。これらの器官の形質をもとに次の分類体系ができている。…
【子実体】より
…子囊果は一般に小型であるが,中にはオオチャワンタケやアミガサタケのようにキノコに含められる大型のものもある。 担子菌類の子実体は担子器果basidiocarpといい,2核性の菌糸(二次菌糸)が集合したものである。その菌糸の末端の細胞(担子器)で2核は融合し,その後に減数分裂を行って4核となり,それぞれが担子器に外生する4個の胞子(担子胞子)の核となる。…
※「basidiocarp」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」