bracchium(その他表記)bracchium

世界大百科事典(旧版)内のbracchiumの言及

【腕】より

…ヒッポクラテスは《骨折論》その他でpēchysとともにbrachiōnをもっぱら前腕の意に用いたが,アリストテレスは《動物誌》に腕brachiōnは肩,上腕ankon,ひじ,前腕pēchys,手から成ると述べて,brachiōnの意のあいまいさをみせた。ラテン語で上腕はlacertus,前腕はbracchiumである。オウィディウス《転身物語》にアポロがダフネを賞するくだりで〈彼は(ダフネの)指と手と前腕bracchiumと半ば以上あらわになった上腕lacertusとを褒めた〉とある。…

※「bracchium」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android