世界大百科事典(旧版)内のBuonaparteの言及
【ボナパルト家】より
…この家系は,16世紀にイタリアのフィレンツェからコルシカ島のアジャクシオの町に移住し,代々役人や聖職者を出していた。ナポレオンの父カルロCarlo Buonaparte(1746‐85)はイタリアに出て法律を学び,レティチア・ラモリノと結婚,12人の子を持ち,うち8人が成長した。彼はパオリの率いるコルシカ独立運動に参加したが,1768年にコルシカがジェノバ領からフランス領になって以後はフランス勢力に接近,コルシカ地方三部会の貴族代表となった。…
※「Buonaparte」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」