世界大百科事典(旧版)内のBurzūyaの言及
【カリーラとディムナ】より
…アラビア散文文学の最古の作品。ササン朝ペルシアのホスロー1世(在位531‐579)によってインドに派遣された医師ブルズーヤBurzūyaは,多数の医学書とともにサンスクリット語の寓話集《パンチャタントラ》を持ちかえった。これはやがて中世ペルシア(パフラビー)語に訳されたが,8世紀にイラン系のイブン・アルムカッファーがこれをさらにアラビア語に重訳したのが《カリーラとディムナ》である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」