世界大百科事典(旧版)内のButkaraの言及
【スワート】より
…ウディヤーナ国の首都は,現在のサイドゥ・シャリフの北東3kmほどのミンゴーラMingora(玄奘のいう瞢掲釐(もうかり)城)にあたり,この付近に遺跡が多い。ミンゴーラの南のブトカラButkaraの仏教寺院址が最も重要で,5度拡張された大ストゥーパのまわりに約200の小ストゥーパがあり,それらの囲壁の外に僧院があったらしい。サイドゥ・シャリフ西方のウデグラムUdegramには都市址があり,マウリヤ朝(前4世紀)からササン朝侵入期(4世紀)までの層位が確認された。…
※「Butkara」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」