世界大百科事典(旧版)内のbuttercupの言及
【キンポウゲ】より
…基本変種はヨーロッパに分布する。 キンポウゲ属Ranunculus(英名buttercup,crowfoot)にはおよそ600種があり,世界中に広く分布しているが,熱帯では主として高山に生育する。
【キンポウゲ科Ranunculaceae】
双子葉植物,60属約2500種を含み,世界中に広く分布するが,熱帯には少ない。…
【ラナンキュラス】より
…キンポウゲ科の塊根を有する多年草で,ハナキンポウゲとも呼ぶ(イラスト)。ヨーロッパ南東部から西南アジア原産の多年草で,葉柄のある3裂する根出葉を出し,各小葉はさらに浅裂あるいは深裂する。春,高さ30~40cmの中空の花茎を数本伸ばし,1~数花をつける。花は5弁の一重咲きから重弁化したものまでさまざまで,花色も多彩である。16世紀末に一重咲きの系統がイギリスに導入された。やがて品種改良が進み八重咲きが生まれ,また最近はオランダ,アメリカ,日本などで改良が加えられ,ほとんど種子が実らない万重咲きで直径10cm以上の巨花や,50cm以上の高性種や鉢植え向きの矮性(わいせい)種などが作出されている。…
※「buttercup」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」