世界大百科事典(旧版)内のCabalaの言及
【カバラ】より
…カバラ(正しくはカッバーラーQabbālāh)とはヘブライ語でユダヤ教の密教的部分,口から耳に直接伝授された,師資相承の〈口伝〉もしくは〈伝統〉を意味する語で,Kabbala,Cabalaなどとも表記される。厳格な参入儀礼を経て資格をもった弟子にだけ教えられ,長い間,秘密の闇に隠されていたカバラが世に知られるようになったのは,13世紀におけるスペインのユダヤ人の著作からである。…
※「Cabala」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」