世界大百科事典(旧版)内のCalamagrostisの言及
【ノガリヤス】より
…山地や丘陵地の林間の草地や原野に普通に見られるイネ科の多年草(イラスト)。短い根茎をもち,まばらに叢生(そうせい)した株をつくる。茎は直立して硬く,高さは50~150cmに達し,6~7節があり,枝分れしない。葉はおおむね茎の節につき,細長い線形で,長さは30~50cm,幅4~8mmで,やや硬く,下半部でねじれて裏が上に出たいわゆる裏葉(うらは)となり,ややざらつく。円錐花序は秋に茎頂にあらわれ,全体長楕円形で,直立し,長さは15~40cm,短い枝を多数斜上し,小穂を多数密生する。…
※「Calamagrostis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」