世界大百科事典(旧版)内のCallistusIIの言及
【ウォルムス協約】より
…1122年,ドイツの叙任権闘争を終結させるため,神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世とローマ教皇カリストゥス2世CallistusII(在位1119‐24)との間に結ばれた政教条約。皇帝の特許状と教皇のそれからなり,理論的にはシャルトルのイウォIvo(1040ころ‐1116)による教権(司牧権)と俗権(教会領に対する世俗的支配権)の概念的分離に基づく。…
【ラテラノ公会議】より
…ローマのラテラノ宮殿に召集された五つの公会議。(1)第1回(1123) カリストゥス2世Callistus IIによって召集された西方最初の世界教会会議で,その前年同教皇と皇帝ハインリヒ5世との間で締結されたウォルムス協約の承認を求めたもの。(2)第2回(1139) 教会改革のためインノケンティウス2世Innocentius IIによって召集され,アナクレトゥス2世Anacletus IIの離教やブレシアのアルノルドゥスArnoldusの教義に対し非難決議を行った。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」