世界大百科事典(旧版)内のcalotypeの言及
【写真】より
…彼女の写真は今でいうクローズ・アップの手法を用いた先駆でもあるが,〈人物の内面性〉をとらえていることで高い評価を得ている。その評価の一端は,彼女の用いたカロタイプcalotype(またはタルボタイプ)という写真術に負うものであった。この方法はW.F.タルボットの考案によるもので,紙の上に感光材料を塗って撮影し,これを現像した後,再び同じ感光紙にプリントするので,何枚も同じ写真の複製を作ることができた。…
※「calotype」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」