世界大百科事典(旧版)内のCardamineの言及
【タネツケバナ】より
…水田跡や湿った土地に,冬から春にかけて普通に見られるアブラナ科の越年草(イラスト)。茎は高さ10~30cm,基部から多く枝を出して立ち上がり,基部近くは普通紫色を帯びて,多少毛がある。葉は羽状に分裂。花は春3~5月ころに開き,花弁は長さ3~4mm,白色で4枚。花が終わると花序は伸長し,長さ2cm内外の棒状の果実が多数つく。北半球に広く分布する。 タネツケバナ属Cardamine(英名bitter cress)は,旧世界の温帯以北に100種以上が知られ,若葉が食用になるものも多い。…
※「Cardamine」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」