世界大百科事典(旧版)内のCarlistasの言及
【カルリスタ戦争】より
…だが兄王は晩年,娘イサベル(後の2世)が誕生するにあたり,1713年以来用いられてきた女子相続を否定するサリカ法を廃棄した(1830)。王位継承権を喪失したドン・カルロスは,兄王の死を契機に正統の継承権を主張してカルロス5世を名のり,彼を擁立しようとする人々(カルリスタCarlistas)とともに,イサベル2世と摂政の皇太后マリア・クリスティナを相手どって蜂起。第1回カルリスタ戦争(1833‐40)となる。…
※「Carlistas」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」