世界大百科事典(旧版)内のCarpinusの言及
【クマシデ】より
…山地に生えるカバノキ科の落葉高木で,樹皮は縦に細かくはげる(イラスト)。枝は細く,初めは長毛があるが,後に無毛となる。葉は互生で,卵状長楕円形,基部はやや心形または円形で,縁には重鋸歯がある。側脈は明らかで,平行して走り,20脈以上がある。雌雄同株だが,別々の尾状花序を出す。雄花序は前年枝の葉腋(ようえき)に出て,新芽の開出時に,長く尾状に垂れ下がり,花粉を散らす。雌花序は新枝の先端につく。鱗片状の苞の腋に2花があり,それぞれの花の基部には小苞がある。…
※「Carpinus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」