世界大百科事典(旧版)内のchaturangaの言及
【将棋】より
…将棋はそれまでの盤上遊戯が駒を競争させるゲームであったのに対し,(1)敵味方の駒が対峙して取りあい,(2)それぞれの駒に性能の差がある,という点で画期的なゲームであった。最古の将棋はサンスクリットでチャトランガchaturanga(チャトゥルchaturは4,アンガangaは組)とよばれ,直訳すると4組となるように,4人で遊ばれた。8×8の升目の盤上に黄,緑,赤,黒に色わけされた4組の駒を配し,各組の駒は歩兵4枚,戦車,騎兵,象,王各1枚の合計8枚から成っていた(図1)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」