世界大百科事典(旧版)内のChernobogの言及
【スラブ神話】より
…最後に最も抽象化された機能をもつ神格として運命,悪,真理,虚偽,死など特殊な機能の人格化したものがあげられる。南スラブの幸福の神ベロボーグBelobog,バルト・スラブの不幸の神チェルノボーグChernobogもここに含まれるであろう。 以上あげたもの以外に,歴史上の人物が神格化した例として東スラブのキイKii,シチェークShchek,ホリフKhoriv,西スラブのツェフTsekh,リャフLyakh,クラクKrakなど共同体の始祖となった系譜上の英雄があり,神話的叙事詩に登場する。…
※「Chernobog」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」