世界大百科事典(旧版)内のChoralfantasieの言及
【コラール】より
…オルガン用のコラール前奏曲Choralvorspiel,曲中にコラールをちりばめたカンタータ,受難曲,オラトリオなどの諸形式の中で,コラールはドイツ福音主義教会音楽の発展の礎石となった。なかでもバッハは,簡素な4声体の和声付けから壮麗なコラール・ファンタジーChoralfantasieに至るまで,模範的な編作の技法を示した。ドイツにおける現行のコラール本は,EKG(Evangelisches Kirchengesangbuchの略)と呼ばれ,各州共通のコラールとして歴史的な淘汰をへた394編を収めている。…
※「Choralfantasie」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」