世界大百科事典(旧版)内のCoccolobaの言及
【コッコロバ】より
…西インド諸島をはじめ熱帯アメリカ原産のタデ科の低木。和名のハマベブドウの名のとおり,海岸近くによく育ち,防風用に植えられることもある。枝はややジグザグ状に伸び,高さ6mくらいになる。葉は厚い革質で,光沢があり,円心形,幅15~18cm,主脈は赤色を帯びる。夏に上部葉腋(ようえき)に長さ15~25cmの総状花序をつけ,芳香のある黄白色の小花を多数つける。やがて花被片が多肉となり,直径1cm以上の果実をブドウの房のようにつけ,下垂する。…
※「Coccoloba」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」