世界大百科事典(旧版)内のCocoxochitlの言及
【ダリア】より
…花はキクと同じように花弁と呼ばれる舌状花とおしべ・めしべを備えた管状花が多数集まった頭状花で,主茎と側枝の先に初夏から秋末まで断続的に開花する。 16世紀にはすでに,原産地のメキシコでアステカ族によりおもに薬草として栽培され,ココクソチトルCocoxochitlまたはアココトリスAcocotlisの名で呼ばれていた。ヨーロッパには1789年にマドリードの王室植物園長A.J.カバニレスのもとにメキシコから最初の種子が送られ,翌年この種子から得られた半八重の花にpinnataの種名がつけられた。…
※「Cocoxochitl」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」