世界大百科事典(旧版)内のCryptozoonの言及
【ストロマトライト】より
…中生代以前のストロマトライトでは,続成作用により藻類化石が分解破壊されてしまっているのが普通で,また非生物起源で形態が似る構造(例えば鍾乳石)もあるため,古い地質時代のストロマトライトの認定には,産出層をはじめ周囲の地質調査が必要である。かつてクリプトゾーンCryptozoonやコレニアColleniaをはじめとして多くの化石としての学名が与えられてきたが,その性格からいって学名の適用はさけるべきである。 ストロマトライトの形態の多様性は,環境の差が一義的に支配すると考えられている。…
※「Cryptozoon」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」