世界大百科事典(旧版)内のCTSSの言及
【オペレーティングシステム】より
…こうして1950年代後半にOSの概念(monitor program)が誕生した。タイムシェアリングシステムのアイデア(CTSS)は50年代半ばに出たが,実装されたのは60年代に入ってからである。 1965年に発表されたIBM360シリーズのOS,OS360は巨大ソフトウェアの草分けとしても有名である。…
【タイムシェアリング処理】より
… この処理方式ではバッチ処理と異なり,利用者は解決したい問題ができたとき,端末装置を操作し,計算機と直接やりとり(対話)を行いながら,その場で解答を得ることができる。この処理方式を本格的に実現したのはアメリカのマサチューセッツ工科大学のCTSSというシステムで,1964年にサービスを開始した。現在ではおもな計算機はこの処理方式を可能にしており,とくに科学技術計算ではこの処理方式が多い。…
※「CTSS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」