世界大百科事典(旧版)内のcubo-futurismの言及
【マレービチ】より
…キエフ近郊に生まれ,モスクワの絵画・彫刻・建築学校に学ぶ。印象主義的な時期のあとラリオーノフの前衛芸術運動に加わり,画風は民芸ふうの素朴なものから立体未来派cubo‐futurismへと展開した。彼の立体未来派は最初F.レジェの円管主義に未来派の色彩を付したものであったが,1913年には分析的キュビスムとロシア未来派の詩の影響をうけて言語イメージと関連する〈超意味的リアリズム〉あるいは〈アロジズム〉と呼ばれる作品《牛とバイオリン》に達する。…
※「cubo-futurism」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」