cupula(その他表記)cupula

世界大百科事典(旧版)内のcupulaの言及

【側線器官】より

…円口類,魚類および一部の両生類の頭部や体側の皮膚に並ぶ機械刺激受容器の総称で,主として水流や水圧の変化を感じる。一つ一つの受容器は感丘neuromastと呼ばれ,タマネギ状のきわめて小さい器官で,表面に突出するゼラチン質のクプラcupulaという薄膜をそなえる。このような構造は高等動物の内耳の聴器や平衡器にもみられる。…

【耳】より

聴覚
【平衡感覚のしくみ】
 平衡感覚は内耳の三半規管および耳石器によって感受される。三半規管の膨大部には感覚細胞である有毛細胞があり,この上にクプラcupulaをのせている。三半規管は頭のあらゆる方向の回転をとらえるが,根本的には半規管内の内リンパの動きがクプラを動かし,有毛細胞の毛がこれを感じるわけで,半規管は回転加速度の受容器といわれている。…

※「cupula」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む