debrisavalanche(その他表記)debrisavalanche

世界大百科事典(旧版)内のdebrisavalancheの言及

【火山泥流】より

…これは山麓に大きな災害をもたらす。激しい爆発で山体がくずれ,岩屑なだれ(デブリアバランシュdebrisavalanche)が流下し,その下流部では水と混じり泥分の多い泥流になることもある(セント・ヘレンズ火山,磐梯山など)。このように初めから水を伴わない場合もあり,それらは大規模で被害も著しく大きい。…

【マス・ムーブメント】より


[急速な流動]
 火山灰や砂,粘土など細粒の堆積物やそれらを多く含んだ岩屑層に,降雨,融雪,地下水の湧出,火山活動などで急に多量の水が加わると,速度の大きな斜面物質の流動が起こる。物質の性質と含水量の多少によって土砂流earth flow,泥流mud flow,土石流,岩屑なだれdebris avalancheに分けられる。いずれもその発生は一時的かつ偏在的である。…

※「debrisavalanche」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android