世界大百科事典(旧版)内のDesiderioの言及
【ランゴバルド王国】より
…風習や人名も急速にゲルマン化する。こうしてイタリアの住民はついには,全イタリアの統一を企てたデシデリオDesiderio王(在位756‐774)とローマ教皇との確執を口実に軍事介入したカール大帝による征服(774)の直前には,ほとんど全員がランゴバルド人であると自覚するに至っていた。しかしこのような結果が可能となったのは7世紀の初期に決定的な変化が起こったからである。…
※「Desiderio」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」