世界大百科事典(旧版)内のdoughの言及
【コムギ(小麦)】より
…小麦粉の主成分はデンプンであるが,グルテンという特殊な植物タンパク質を含んでいる。このタンパク質の特性によって,水を加えて練ると特別な粘弾性をもったドウdoughを作ることができる。このドウは多孔質なパンや細長いめんを作るのに最も適し,他の穀粉には見られない特徴をもつのである。…
【パン】より
… パンという語は二通りの意味があり,一つは〈生命の糧〉というように,人間を養ってくれる食糧一般に対して,畏敬の念をこめて,象徴的な意味で用いられている。次に狭義のパンは,小麦,ライ麦などの穀物の粉に,水とイーストその他の材料を加え,こね上げたもの(ドウdoughという)を発酵させて焼いたものをいう。
[世界のパン類]
しかし,ヨーロッパ以外でも,世界のさまざまな小麦栽培地帯を中心に,パンに類似した多様な食物が存在する。…
※「dough」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」